私のように「世界も、自分も変えるシゴト」というキャッチフレーズに惹かれ、応募したい!っと思った方も多いのではないでしょうか?
今回は、応募する前にするべきこと。
について書きたいと思います。
最初の一歩
協力隊への応募前にすべきことの最初の最初はこの気持ちになることだと思うのですが、なんとなく、「行ってみたいなぁ」「行ったら面白そうだなぁ」だと恐らく参加の決断は出来ません。
協力隊に参加する場合、学生だったら同年代と2年半位は仕事を始めるのが遅れます。
キャリア形成が遅れる訳です。
その間、友達や家族と会うことは難しくなりますし、お付き合いしている方がいたら超遠距離になります。(今は開発途上国も通信インフラが改善されてるので電話やLINEはできると思いますが。)
働いている場合、仕事を辞めることになり、帰国後の仕事保障がない場合もあります。(職場によっては現職参加を認める場合がありますのでその限りではありません。)
特に就職への不安が一番大きいのではないでしょうか。
そのような不安要素を抱えていると、「行ってみたいなぁ」では弱いのです。
行く理由を明確にする
協力隊に参加する目的はコレだ!っていうのを決める。
私の場合は本気で世界も自分も替えてやる!っと漠然と思っていました。
仕事は帰国後どうにかなると思いましたし、いくらボランティアとしての参加といえども、経験が増えるので経験を活かした仕事をするぞ!っと意気込んでいました。
就職してからではきっと出来ない経験。就職先を選ぶのも2年間色々な活動を通して考えたいと思ったのも私が参加したきっかけです。
行く理由は人それぞれだと思います。
- 環境をガラっと変えることで自分自身を変えたい。
- 世界の貧困を救いたい
- 純粋に人の役に立ちたい
- 海外での2年間の経験が必要(キャリアアップ)
- 色んな仲間を増やしたい
などなど
様々な理由があると思います。
まず、あなたがどうして行きたいのか、さらには行った後にどのような進路を描いているかがとても重要です。
青年海外協力隊に参加したのに、その経験を日本で活かせなかったら、効果は半減だと思います。
活動中の内容を考えることはもちろん。参加前から、帰国後のキャリアのこともある程度明確にするとよいと思います。
家族の同意を得る
自分の意思が固まったらまずはご家族に同意を得ましょう。
家族を説得できないような理由では、協力隊の面接も突破することはできないでしょう。
ご家族に、「行きたい理由」「帰国後どうするか」をしっかりと伝えましょう。
きっと納得して下さるはずです。
ご家族は海外、特に発展途上国の治安について心配すると思いますが、その面についてはJICAがバックアップしてくれます。
健康面(健康診断の実施)や家の整備(鉄格子をつけたり、私の場合は警備員を配置してくれました。)をしてくれたりします。
海外の危なそうなニュースを目にすることもあると思いますが、日本だって自然災害があったり、犯罪が起きたりします。
自分自身が安全意識を高めていれば大丈夫だと思います。
受験の準備をする
まずは最低限の英語力を手に入れましょう。
現在、青年海外協力隊の募集要項に記載されている英語力の最低条件は
英検3級もしくは、TOEIC330点です。
(2018.9.29現在)
これは、勉強すればすぐにクリアできるレベルだと思います。
しかし、英語が苦手な人にとっては難しいかも知れません。
その場合は中学校の英語の教科書や英検、TOEICの参考書などで学習し、資格取得を目指しましょう。
英語圏にいかない場合でも英語力は役に立ちます。言語を学ぶ上で英語ができればその他の言語も取っつきやすいと思いますので、3級、TOEIC330点とは言わず、どんどん上を目指す方が良いです。
自分に合った職種を決定する
青年海外協力隊には多くの職種があり、自分に合った職種、自分が活躍できる職種を選ぶことが大切です。
今までの学歴や職歴から一番合った職種を選びましょう。
私の場合、東京農業大学を卒業し、アメリカ農業実習にも参加した経験もあったので、迷いなく「野菜栽培」の職種を選びました。
資格が必要な職種ほど競争率も下がり、通りやすくなりますので、通り易い職種を選ぶのも大切なことかも知れません。
面接対策をする
青年海外協力隊では、その職種で何ができるのか?どのような経験を活かせるのか?帰国後は何をするのか?などが聞かれます。
行く理由を明確にさえしていれば大丈夫なはずです。強い意思で、協力隊に参加したい!出来ればこの国に行きたい!もしくはどの国でも構わないので是非とも参加したい!
っと伝えたら大丈夫です。
その練習をしたり、自分自身のことを書き出したりしましょう。
就職活動をしている学生であれば、周りの学生も同じことをしているので簡単だと思います。現職での参加を考えている方は学生の頃を思い出し、自己分析等を行うと良いと思います。
健康に気をつける
青年海外協力隊に参加するに際に、以外と落とし穴なのが
「健康診断」
です。
開発途上国でしっかりと活動するためには「健康」であることが重要なので、健康診断で赤紙をもらってしまうようだと派遣されることが難しいです。
申請時に健康診断の結果も添付するはずなので健康診断を受ける前は特に食生活に気を使い、軽い運動をしておくと良いかも知れません。
健康診断前は3日位禁酒しておくのも良いと思います。
肝臓の数値が気になる方は特に!
まとめ
青年海外協力隊に参加するにあたり、まずすべきことの参考になりましたでしょうか?
- 行く理由を明確にする
- 家族の同意を得る
- 最低限の英語力を手にいれる
- 面接等の練習をする
- 健康に気をつける
当たり前のことかも知れませんが、「志望理由」「熱い想い」が一番重要です
もしも協力隊への応募を考えている方で後押しが必要であったり、相談したいことがあれば何でも聞いて下さいね。